Tokyo Chemical Lab/東京ケミカルラボです。
結局コーティングってどういうものが良いのだろう?
少し詳しく書いていきます。
コーティングの種類と効果
目次
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1・コーティングにもいろんな種類がある
2・コーティングの撥水の仕方によって効果が異なる
3・水の弾き方で大体の効果がわかる
4・まとめ
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1・コーティングにもいろんな種類がある
コーティングを施工すると水弾きがよくなり、雨の日等は気持ちが良くなります。
水滴がするりと落ちていくのは不思議な爽快感が得られますよね。
しかし、あくまでも雨の日のみです。
日本では半分以上が晴れています。
では何故コーティングをするのか?
ボディの塗装を守る、車の美的価値を維持するためです。
そんなコーティングですが、実にさまざまな種類があります。
ガラスコーティング、樹脂系コーティング、フッ素系コーティング、ハイブリッドコーティング、セラミックコーティング、ワックスコーティング
とにかく販売業車さんの表現に委ねられている部分が多いので、正直数える意味もないぐらいいっぱいあります。
で、コーティングの定義としては、物質の表面に薄膜を付着させる行為のことを指しますので、厳密にはWAXもコーティングも一緒です。
施工店によっては液剤が硬質化するのがコーティング、しないのがWAXという店舗さんもいるようです。
高質化というのはボンドのように時間が経てば固まる、ということです。
細分化するとキリがないので、保管環境等に合わせたコーティング性質について触れていきます。
2・コーティングの撥水の種類
撥水の種類?と言うのはご存知でしょうか?
撥水の種類というのもおかしな表現のような気もしますが、水が車にかかった時の水の弾き方ですね。
車のコーティングには大きく分けて3つの撥水の種類があります。
繰り替えしになりますが、販売業車さんの表現の自由なので細分化するともっとたくさんあります。
それは置いといてざっくり分けると以下の3つになります。
・撥水
・疎水
・親水
で、数字の話で言うと接触核60°ぐらいなら大体疎水、とかいう区分がないことはないのですが、
とりあえず今回はわかりやすいようにざっくり説明します。
3・水の弾き方で大体の効果がわかる
正直、何故ここまでクドクドコーティングの種類をざっくり細分化せずに水の弾き方の効果を説明しようとしているかというと、
大体の性質さえわかっていれば美観の維持なんてどのコーティングでもある程度変わらないからです。
これは、メンテナンスの仕方、つまり日頃の洗車とかお手入れをしっかりしておけば誰でも車を美しい状態に維持できるからです。
・撥水性コーティングの特徴とメンテナンス方法
撥水性コーティングは水の粒が丸くなりボディ表面をなめらかに転がっていくため、見ているだけで楽しいです。
そして汚れも水玉と一緒に弾くため防汚性も高いです。
しかし、ボディ上に残った水滴をこまめに噴き上げる必要があります。
これは水滴が球であるためにシミになりやすく、ウォータースポットやイオンデポジットになりやすいからです。
屋内駐車だとか白系の車であればそんなに気にならないですが、屋外駐車で黒系の車だと日頃のお手入れが結構大変です。
・親水系コーティングの特徴とメンテナンス方法
親水系のコーティングは水と水が結合しやすくボディ表面に水分があまり残らないような設計がされています。
なので撥水性コーティングのようなウォータースポットやイオンデポジットはかなり付着しにくくななりますが、表面を水分が覆うので、
水分に付着した汚れがボディに残りやすく、防汚性が低いです。
反面、イオンデポジット化しにくいので、コーティング屋さん等に入庫すると見違えるほど綺麗になって帰ってきます。
しかし、こまめに拭き上げていると防汚性の低さはカバーできるので、イオンデポジットやウォータースポットが発生しやすい黒系の車にオススメのコーティングとなっています。
・疎水性コーティングの特徴とメンテナンス方法
疎水系コーティングは撥水の仕方は撥水性と親水性の間ぐらいの弾きかたをします。
滑水性などと呼ばれたりもします。
メリット、デメリットともに、撥水性と親水性の間ぐらいなので、無難なコーティング剤と言えるでしょう。
4・まとめ
どんな性質の、どんなコーティングでもいえる一つだけ確かなことは、
こまめにメンテナンスをしないとどうしたって汚れるしウォータースポットは発生します。
しかし、コーティングをすることによってある程度の塗装保護には繋がりますので、
数年後塗装が色褪せたりハゲたりだとかそういった現象は軽減できるかと思います。
今回はしょりすぎて少しわかりづらかったかもしれませんが、
本当に非常に長くなりますので、後日改めて詳しく書かせていただきたいと思いますので、
よろしくお願いします。