Tokyo Chemical Lab/東京ケミカルラボです。
コーティング屋さん等に車を持っていくと、保管環境について聞かれるかと思います。
でも保管環境なんてどうだっていいじゃない、と思われる方もいるのではないかと思いますので、
保管環境による汚れの蓄積の仕方が違いますので、その事について少し掘り下げていこうと思います。
車の保管環境について 汚れ方の違い
目次
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1・保管環境によって汚れの蓄積の仕方は違う
2・保管環境によってオススメのケミカル(コーティング剤やクリーナー)が違う
3・自身の環境にあったオリジナルの組み合わせを見つけよう
4・まとめ
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1・保管環境によって汚れの蓄積の仕方は違う
当然と言えば当然のことなのですが、具体的な特徴をざっくり3パターンで紹介させていただこうかと思います。
1・屋外保管
2・カーポート等、屋根のある環境
3・屋内、ガレージ(完全室内)
1・屋外保管
車の駐車環境で屋外だという方は実に8〜9割を占めるでしょう。
屋外なので風が吹けばチリが付着し、雨が降れば水染みがつきます。
春には花粉汚れが目立ち、夏場は紫外線や熱で塗装が色褪せてしまうこともあります。
九州から北海道まで住んでいる地域によって汚れ方は間違いなく違います。
洗車を数ヶ月怠れば、普通に強固なシリカスケールやイオンデポジット、ウォータースポット等が形成されるため、
美観を維持しようと思ったら一番難しいと断言できます。
週に一度は洗車をしたほうが良いかもしれません。
2・カーポート等、屋根のある環境
正直、屋根があるだけで雲泥の差があります。
カーポートのような屋根のみでも、チリがついたり多少の水染みがつくこともありますが、
屋根のない場合に比べて想像以上に汚れにくいです。
これはあくまでも私の経験上の目算でしかありませんが、屋外保管を汚れやすさ100%と考えると40〜60%ぐらいの軽減率になると思います。
洗車頻度は2週間に一度程度で、十分に綺麗を維持できるかと思います。
3・屋内、ガレージ(完全室内)
ガレージの人気の理由、圧倒的劣化のしにくさですかね。
屋外と違い、紫外線や雨風にさらされることもないため、数年たっても艶が失われないこともしばしばあります。
洗車もほとんどしなくて大丈夫なレベルです。
雨の日に乗ったら帰ってきたら噴き上げてあげるぐらいでも十分なほど。
ちなみにこだわりの強い方は雨の日に乗らないという人も多いです。
2・保管環境によってオススメのケミカル(コーティング剤やクリーナー)が違う
保管場所や環境、車のカラーによって正直どんな汚れが付きやすいのか、とか、
どういった汚れが目立つのか、全然違います。
例えば白い車だと黒っぽいグリスのタレ跡や水垢、鉄粉、水染みは物凄い目立つ反面、
傷やイオンデポジット等の跡は比較的目立ちません。(黒系の塗装等に比べて)
逆も然り、黒い車だと水垢や鉄粉はほぼ見えないものの、
傷がめちゃくちゃ目立つためお手入れにすごく気を使わないとすぐに傷だらけになってしまいます。
細かく書くとものすごく長くなるので、今回は割愛しますが、
今度細かくカラーや環境別にオススメの液剤やコーティング類を紹介していきますので、少々お待ちくださいませ。
3・あなたの環境にあったオリジナルの組み合わせを見つけよう
Tokyo Chemikal Lab/東京ケミカルラボでは、保管環境別になるべく選びやすいように商品をラインナップしております。
カーシャンプーのマエストロシリーズも、10種類ほどありますが、何本も買う必要は全くありません。
あなたの環境に合うお気に入りの一本を見つけていただければと思います。
そして、あなたの車はどういう汚れが付きやすいのか、汚れのクセが車によって違ったりするので、
自分の車に合うセッティングを是非見つけてみてください。
尚、お問い合わせからいくつかの質問に答えていただくと、オススメのケミカルのご提案をさせていただくことも可能です。
4・まとめ
保管環境によって汚れ方もかなり違います。
オススメのケミカルも変わってきます。
コーティング施工車ならさらにコーティングとの相性も考えながらケミカルを選ばなければなりません。
最初は面倒かもしれませんが、慣れてくると案外楽しい時間になるかと思います。
次回、保管環境別、オススメコーティングは何が良い?
を掲載させていただきたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。